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2009年8月30日 - 2009年9月5日

2009年8月30日 (日)

選挙の日と読売新聞

読売新聞を読みました。
紙面の殆どはいわゆる歴史的選挙について割かれている。
しかし、1面にジョンズホプキンス大学のフランシス・フクヤマ氏の
中国の政治制度についてのべたコラムが載っている。

秦帝国を歴史上はじめての近代国家と規定した上で
現代の中国や東アジアの政治に連なる視点を展開している。
(注:近代国家は民主主義国家を意味しません)

近代国家とはウェーバーのいう、
1.国家による合法的な暴力の独占
2.世襲ではなく能力による職業的官僚機構をもつ
3.支配する社会に浸透し、機能させる権力の存在

であり、まさに始皇帝はこれをもっていた。
しかしながらもうひとつ、「法の支配」による権力の交代を保証する
「法」というもう一つの権力を生み出せなかった。

現在の日本や韓国、台湾はじれったいほどの政策意思決定ののろさを
感じさせるが、現代中国にはそれはない。しかし、民衆はその反面、
法の支配を欠くという不正義を甘受しなければならない

というもの。

もしかすると長期政権が覆るかもしれないという今日という日、
投票行動を促す記事を載せられないメディア側のメッセージとして見事な紙面
編集である。

みなさん、投票所に行くついでにコンビニで買ってお読みください。
もちろん、じれったさの反面、微力な権力であってもそれを行使できる国民としての
幸せを感じていただくために。
メッセージとして

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