最近のトラックバック

フォト
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« Izu Trail journey 参戦記 | トップページ

2016年8月19日 (金)

よくぞ負けてくれた!

今朝、5時過ぎに目覚めて居間に行き、テレビをつけたらまさに吉田沙保里がマットに上がろうとする瞬間でした。
そして、運命の一戦。敗北。

準決勝までの吉田沙保里は相変わらず桁違いの強さだった。しかし決勝ではまったく精細を欠いていた。
数時間後、ある女子レスリング出身の解説者が教えてくれた。「指を組んでつかむのは反則です。
反則技に対応するトレーニングを私たちはしていない。」

それから数時間もやもやした。

あの一戦はなんだったのか。
そして思った。やはり吉田選手には慢心があったのではないか?
霊長類最強と持ち上げられいい気になっていたのではないか?

しかし、試合後のあの涙を見ればそんな事はみじんも思えない。ではなんなのか?
そんな思いでボルトの200メートル決勝をみた。ぶっちぎりの二種目三連覇。
しかし、かれはそれ故にこそ、もうやめるのだという。
頂点に立ち続けるが故の孤独。それは吉田選手も同じだったことだろう。

アメリカの選手は吉田の良いところをすべて封じてきた。だから精細を欠くように見えたのだ。
吉田が弱くなったのではない。アメリカのヘレン・マウロリスが強かったのではない。
いや、強かった。しかし、その強さはずるい強さだった。
彼女は「強さの定義を変えた」のだ。吉田の土俵で戦ったら負ける。だから吉田に
タックルはさせない。そういうことだ。

絶対王者で君臨し続けた吉田沙保里は、まるでスペインのアルマダが英国に敗れたように、
ロシアのバルチック艦隊が日本艦隊に敗れたように、「闘いの定義を変えた」ことで
強さを無しにされたのだ。そのことを本気で心配するべきだ。日本の家電が、クルマが、
レスリングが敗北したが、失われた20年を繰り返してはならない。

吉田は2020の東京大会に向けて、全日本選手に活を入れるために負けたのではないだろうか。
(もちろん結果として)

吉田ですら負けるのだ。いま金に酔いしれて、銅メダルに満足して四年後はどうなるのか
そんな想いをすべての日本代表に突きつけたのだ。

そうなのだ。きっとそうなのだ。だから、いいのだ。それでいいのだ。
よくぞ負けてくれた。よくぞ銀メダルを持ち帰ってくれた。
吉田沙保里!良くやった。

« Izu Trail journey 参戦記 | トップページ

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10105/64082164

この記事へのトラックバック一覧です: よくぞ負けてくれた!:

« Izu Trail journey 参戦記 | トップページ